藻類に「石油」を作らせる研究で、筑波大のチームが従来より10倍以上も油の生産能力が高いタイプを沖縄の海で発見したらしい。
海水や泥の中などにすむ「オーランチオキトリウム」という単細胞の藻類だそうだ。「石油」といっても化石燃料の重油に相当する炭化水素を
作り細胞内にため込む性質を利用する。
試算では、深さ1メートルのプールで培養すれば面積1ヘクタールあたり年間約1万トン作り出せる。「国内の耕作放棄地などを利用して生産施設を約2万ヘクタールにすれば、日本の石油輸入量に匹敵する生産量になる」とのことだが、ガソリン安くなるかな?